ここではハガキ用の例文と封書向けの例文に分けて
紹介し解説します。
■ハガキ用
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拝啓 新春の候 いよいよご健勝のこととお喜び申し上げます。
いつも格別のお引き立てを賜り 誠にありがたく厚く御礼申し上げます
さて このたび事務所を○月○日より下記に移転いたしますので
お知らせ申し上げます
何卒今後とも一層のご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
敬具
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文末には新住所を明記します。
縦書きの場合は下記を左記に変更すると良いでしょう。
ハガキの場合はスペースが少なく、字数も限られますので、
簡潔に要点を書き、空いたスペースに地図などを載せると
先方もわかりやすく、親切でもあります。
■封書用
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拝啓 早春の候ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は平素は格別のご愛顧を賜り、まことにありがたく厚く御礼申し上げます。
さて、このたび当社は○○駅前に新築されました▲▲ビル三階に移転し
四月一日より新社屋で営業いたす事になりました。
新社屋は社内も広く、隅々まで新しい装いをこらして皆様をお迎えすることに
なっております。
これもひとえに皆様のご愛顧とご援助による物と感謝いたしております。
このうえは、社員一同更なるサービスの向上に励み、よりいっそう皆様にご
満足いただけますよう心がける覚悟でございます。なにとぞ倍旧のご愛顧を
賜りますようお願い申し上げます。
まずは、ご挨拶かたがたお願い申し上げます。 敬具
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封書の場合は別紙で地図を折り込むと良いでしょう。
所在地・電話・FAXなどを文末にまとめて「記」として表記すると
はっきりとしてわかりやすくなります。
新住所での営業開始日は主文の中に書いても構いませんが、
書かない場合は文末に住所などと一緒にまとめても良いでしょう。